変化、喪失、そして自己発見の心に響く記録
HYBSから新章へ——記憶に残る声が、新たな姿で帰ってくる

国際的な人気を誇るHYBSのボーカリストとして知られるタイのインディーポップアーティスト、James Alyn(ジェームズ・アリン)が、待望の初ソロアルバム「2019」をリリース。本作は11曲入りで、彼のソングライターとして、そしてひとりの人間としての進化を映し出す、内省的で力強い新章となっている。
HYBSとしてアジア中のフェスやチャートを席巻したAlynが、今再び帰ってきた。今回は自身の名義で、自身の音楽で、そしてこれまでで最も個人的な物語を携えて。
転機から生まれたアルバム
2019年は世界的な転換点であり、James Alynにとっても個人的な変化の始まりだった。パンデミック中に英語での楽曲制作を始めたAlynは、やがてその一連の曲を基盤に「2019」を完成させた。夢のようなインディーポップと感情を描くストーリーテリングが融合した作品だ。
アルバムはタイトル曲「2019」から始まり、失恋、癒し、渇望、そして解放といったテーマが日記のように綴られていく。「Take My Body」や「Dim The Lights」では、彼のボーカルと感情表現の幅が際立ち、「Fool」や「Walk Out The Door」では静かな決意がにじむ締めくくりとなっている。
Alynはこのアルバムを「記憶のタイムカプセル——当時言葉にできなかったことを、ようやく音楽にできた」と語る。
スポットライト:「2019」——ひとつのテイクで綴る物語

アルバムの核となる楽曲「2019」は、「手放す強さ」を歌うエモーショナルな1曲。このミュージックビデオは7月2日に公開予定で、全編をワンカットで撮影。Alynの動きや内面の揺れをひとつの連続する映像で描き、シンプルかつ繊細な映像美で“let it go.”というリリックを体現している。
10年来のバックバンドとともに、James Alynはノスタルジーと現代性、そして素直な感情を織り交ぜた没入感のあるライブセットを届ける。
アルバム「2019」 — 収録曲
01 – 2019
02 – Motel Lovers
03 – Take My Body
04 – Dim The Lights
05 – Show Me Your Love
06 – What You Waiting For?
07 – A Little More
08 – Together
09 – Now and Ever
10 – Fool
11 – Walk Out The Door
「2019」は2025年7月2日、すべてのデジタルプラットフォームにて配信開始。
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